森へ来ました。森という名の公園です。
樹の下を歩き、リフレッシュしようと
思い、朝に一人で向かいました。

1本の立派な樹を囲むようにベンチが
置いてあります。
樹を眺めてボーッとしていました。

しばらくすると「私に触れて行きなさい」
声が聴こえました。
樹の精霊が私に声をかけてくれたのです。

わたしは樹と相性が良いのでしょうね。
こちらから繋がろうと周波数を合わす
努力をしなくても樹の声は聴こえます。

さすがに町で街路樹が話し掛けてくる
ことはありませんが、湯倉神社の銀杏
や、松前公園のけやきなど樹齢数百年
の樹には声を掛けられるのです(*^^*)

松前公園のけやきの樹から「少女よ!」
と言われた時には驚きました☆
40代のオバハンも、長生きな樹には
少女に映るんだなぁ…と。
ありがたや~(笑)

「わたしに触れて行きなさい」
その声に従い、幹にそっと触れました。
幹には蟻が集まっています。樹液が
虫たちのご馳走なのでしょう。

近くで見たら、「栗の樹だ!」と
気づきました。虫たちだけではなく
私たちにとってもご馳走でした(笑)

さっきまで座っていたベンチに戻り
またまたボーッとしていると、
「わたしと少し話しませんか?」と。
わたしは樹の身の上(過去の話)を聞き
ました。
その樹は、過去に雷で体を失っていま
した。
樹は葉がなければ生きられないそう
です。葉っぱが養分を運ぶんですね。
理科で習った光合成です。

「あなたにとっての葉は何ですか?」
「家族です。」
咄嗟に出た言葉に私は驚きました。
イヤ、家族は大切に思ってました。
けれど、なければ生きられないもの
とまでは思っていなかったのです。

けれど、冷静に考えたら解りました。
わたしは独り暮らしをしたことも
しようと思ったこともありません。

ご飯を食べる時、一人は寂しいし、
寝る時も隣に寝息を感じるとホッと
します。

長男が生まれて直ぐに夫の出張が
あったことを思い出しました。
わたしは、「子供がいるから
一人で寝なくていいんだぁ~!」
と嬉しくなったのでした(*^^*)

わたし、一人で過ごす時間は
好きです。
けれど、いつも一人では無かった。
実家から嫁いだため、父と暮らして
いたし、その後は夫と子供たちと
今はハマまでいます。

それに精霊ボンビー!
ボンビーには誕生日もあるし、
仕事の相棒でもありますが大切な
家族だと思っています(*^^*)

スピリチュアルのティーチャーが
「新たな宇宙人との交信が始まったら
ボンビーちゃんは、どこか別な人の
ところへ行くかもしれないね。そんな
気がする。」と話されていて。

私は「誰かがボンビーを必要として
いるなら仕方ない。」と自分に言い
聞かせていましたが、内心は穏やか
ではありませんでした。

「イヤだよ、ボンビー。どこにも
行かないで。ずっとそばにいてよ!」
わたしは大きな栗の樹の前で自分に
正直になりました。

そうしたら、「大丈夫だよ、お母さん。
ボクは必要としてくれる、この家族の
一員だよ。ボクは、新たな宇宙人と
タッグを組むよ。だから安心してね。」

何かを手に入れるためには、何かを
手放す必要がある。
そんな法則もあるのかもしれない。

けれど、私はボンビーを手放しません。
必要としてくれる誰かの所へ行っても
いいよ、だなんて賢者のフリをするの
はやめます!
だって、ボンビーを必要としている
のは私なんですもの。

栗の樹はわたしを素直にしてくれま
した。
ボンビーがどこかへ行ってしまうのが
怖くて、新たな宇宙人とのコンタクト
を躊躇している私がいました。

けれど、ボンビーはタッグを組むと
言ってくれました。
宇宙人は私の新たな家族です。
恐れは愛へと変わりました。
準備が整ってきましたよ♪ヽ(´▽`)/

大きな栗さん、心から有難う!
また、会いに来ますね。